アクセスマップ
看護師募集
糖尿病通信
看護部のご案内
新病院建設レポート
長洲柏戸クリニック
小倉台柏戸クリニック
ポートスクエア柏戸クリニック

糖尿病学習入院

糖尿病学習入院について

糖尿病は生涯お付き合いしなくてはならない病気です。
コントロールがうまくいかないと、失明したり、腎機能が悪化して透析を受けなくてはならなくなったりしますが、上手にお付き合いすることで、これらの合併症を防ぐことができます。

当院では8日間の入院で、皆様に糖尿病について学習し、効率よく合併症の検査をしていただけるプランをご用意しております。

ご自分の力で糖尿病をコントロールして、健康な生活がおくれますよう是非この機会をご利用ください。

入院スケジュール

原則として月曜日から次の月曜日までの8日間です(病状によっては延長することもあります)。

学習内容

糖尿病学習入院

<糖尿病ってどんな病気?>
糖尿病になると体の中でどんなことが起こっているのでしょうか。
どんな検査をするのでしょうか、などについて学びます。
 

<合併症にはどんなものがあるの?>
糖尿病では合併症が大きな問題となります。
どんなものがあるのか、防ぐにはどうしたらよいのか学びます。
 

<オーダーメードの食事療法>
糖尿病でもっとも大事な食事療法。
一人一人の生活に合わせ、管理栄養士がご指導いたします。
 

<薬の使い方>
上手にコントロールするための強い味方、内服薬にもインスリンにもいろいろな種類があります。
インスリン治療に対する考え方もずいぶん変わってきました。
 

<効果的な運動療法>
運動は血糖値を改善します。また高血圧症、高脂血症などのいわゆる生活習慣病の改善にも非常に大切です。しかし、適切な運動を行なわないと、かえって害になることもあります。
一人一人にあった運動療法に付いて指導いたします。
 

<体調が悪い日の過し方>
体調が悪い日、食欲のない日にはどうしたらいいのでしょう。
特にお薬をお使いの方は、心配ですね。
 

糖尿病学習入院用資料

※画像をクリックすると拡大して見ることが出来ます。

学習スケジュール 糖尿病学習入院用資料2

検査内容

糖尿病学習入院

<血糖日内変動>
食事の前と後では血糖値は変化します。
1日の血糖の変動を調べます。
 

<インスリン分泌能検査>
一般に糖尿病ではインスリン分泌が不足していると考えられますが、 インスリン分泌が更新している方もいらっしゃいます。食事前後に血液で分泌量を調べる検査と、一日蓄尿して調べる方法で分泌能をしらべます。
 

<腎機能検査(クレアチニンクリアランス、尿蛋白測定)>
糖尿病性腎症の検査です。
 

<トレッドミル>
運動をして心臓に負荷をかけ不整脈や狭心症が起こらないか調べます。
 

<ホルター心電図>
1日の心拍をすべて記録して、不整脈や狭心症が起こっていないかを 調べます。
糖尿病では自覚症状のない狭心症がしばしば見られます。
 

<腹部エコー>
膵臓、肝臓などに異常がないか調べます。
 

<頚動脈エコー、脈波図検査>
頚動脈や全身の動脈硬化状態や下肢の血管閉塞を調べます。
 

<眼科受診>
網膜症、白内障などのチェックを行います。
 

糖尿病学習入院の効果

糖尿病コントロールの改善

※画像をクリックすると拡大して見ることが出来ます。

糖尿病コントロールの改善

糖尿病の学習入院を8日間行うことで、コントロールは改善するのでしょうか?
これまでに入院された皆様の、HbA1cを追ってみました。
 
入院前のコントロールは、不良の方も比較的良い方もいらっしゃいますが、学習入院を終えた後は、皆さんコントロールが改善されているだけでなく、良い状態を維持されています。

合併症の検索と治療

糖尿病には、様々な合併症が知られています。
腎障害、目の網膜の障害、神経障害は三大合併症として有名ですが、
最近では、全身の動脈硬化症が起こりやすいことがわかり、心臓や脳などの血管が詰まってしまう心筋梗塞や脳梗塞の危険が非常に大きいといわれています。

症例:O.Kさん 74歳 男性の場合

約二十年前から糖尿病で薬を飲んでいたが、食事療法が守れずコントロールは不良であった。10年前心筋梗塞を起こしている。
H15年5月HbA1cが8.6と不良で学習入院をした。
狭心症の症状である胸痛はまったくなかったが、学習入院のトレッドミルテストで虚血性の変化が見られ、翌日心臓カテーテル検査を受けたところ、心臓の血管に狭窄あり。
直ちに血行再建術を受けて完治。9日間で退院した。